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25件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号

さらに、より根本的な要因といたしましては、やはり長期にわたる低成長デフレ経験などから、賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方慣行家計あるいは企業に根強く残っているということで、企業が慎重な賃金価格設定スタンスを明確には転換していないということが指摘できると思います。  

黒田東彦

2021-02-24 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

さらに、より根本的な要因としましては、長期にわたる低成長デフレ経験などから、賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方慣行家計企業に根強く残る下で、企業の慎重な賃金価格設定スタンスが明確には転換していないということも指摘できます。  また、弾力的な労働供給や、企業生産性向上余地の大きさなども、物価上昇に時間がかかる要因となってございます。  

清水誠一

2020-11-24 第203回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

ということが足下の物価上昇率を非常に下げて、それが予想物価上昇率を再び引き下げて物価安定目標の二%へ達するということが難しくなったということは、現象的にはそのとおりなんですけれども、御指摘のとおり、より根本的な要因としては、やはりこの賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方慣行家計企業に根強く残っているということで、委員御指摘のような企業の慎重な賃金設定スタンスあるいはそれに基づく価格設定スタンス

黒田東彦

2020-11-18 第203回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号

さらに、より根本的な要因としては、やはり長期にわたる低成長あるいはデフレ経験などから、賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方あるいは慣行家計企業に根強く残っているということで、企業の慎重な賃金価格設定スタンスがなかなか明確に転換していないということも指摘できるかと思います。  

黒田東彦

2019-11-29 第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号

黒田参考人 先ほど来申し上げておりますように、一番ファンダメンタルな要因としては、やはり、長期にわたる低成長あるいはデフレ経験などから、賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方慣行家計企業に根強く残っている、そのもとで、企業の慎重な賃金価格設定スタンスが明確には転換してこなかったということが大きいと思います。

黒田東彦

2019-11-29 第200回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号

黒田参考人 この二%の物価安定の目標を実現できていない要因としては、やはりまず、長期にわたる低成長デフレ経験などから、賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方あるいは慣行家計企業に根強く残っているというもとで、企業の慎重な賃金価格設定スタンスが明確には転換していないということが指摘できると思います。  

黒田東彦

2019-11-19 第200回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

もう一個、最後に、今日は、あと数分間ありますが、この展望レポート、今お配りしたこのページが政策決定会合やここでの半期報告のベースになっている非常に重要な部分なんですけれども、例えば三十二ページの方を見ていただくと、左側の列の真ん中辺りに、「その後も、需給ギャッププラス状態を続けることに加え、企業賃金価格設定スタンスが積極化し、家計値上げ許容度が高まっていけば、」と、こういうふうに書いてあるんですね

大塚耕平

2019-11-07 第200回国会 参議院 財政金融委員会 第2号

参考人黒田東彦君) 御質問の趣旨を踏まえまして、企業価格設定スタンス変化についてお答えしたいと思いますが、現時点でこれを確認できるデータは限られていますけれども、例えば、消費関連企業価格設定スタンスというものを短観の販売価格DIで見ますと、上昇していると答える企業割合が下落していると答える企業割合を依然として上回っておりまして、その姿は税率引上げ後の先行きに関する回答でも大きく変化はしておりません

黒田東彦

2019-03-04 第198回国会 参議院 予算委員会 第3号

物価が十分上昇していないということについては、累次の金融政策決定会合報告でも申し上げているとおり、景気拡大あるいは労働需給の引き締まりに比べて物価がなお弱めの動きが続いているわけですが、これは、一つには、やはり長期にわたる低成長デフレ経験などから賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方あるいは慣行がまだ根強く残っているということ、それからもう一つは、そういう下で企業の慎重な賃金価格設定スタンス

黒田東彦

2019-03-04 第198回国会 参議院 予算委員会 第3号

また、長期にわたる低成長デフレ経験などから、賃金物価が上がりにくいことを前提とした考え方慣行が根強く残る下で、企業の慎重な価格設定スタンスが明確に転換をするに至っていないということも影響していると思います。加えて、これも先ほど来申し上げていますとおり、企業生産性向上余地の大きさや近年の技術進歩なども最近の物価の上がりにくさにつながっているというふうに認識をいたしております。

黒田東彦

2019-02-13 第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号

先行き、マクロ的な需給ギャッププラス状態を続けるもとで、企業の慎重な賃金価格設定スタンスや、値上げに対する家計の慎重な見方といった、これまで物価上昇をおくらせてきた要因の多くは次第に解消していくというふうに見ております。  確かに、二〇二〇年度までの見通し期間を超えることにはなりますけれども、消費者物価の前年比は二%に向けて徐々に上昇率を高めていくことが展望できるというふうに考えております。

黒田東彦

2018-12-07 第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

その背景として、長期にわたる低成長デフレ経験などから、企業の慎重な賃金価格設定スタンス家計値上げに対する慎重な見方が根強く残っていることが大きく影響しています。加えて、非製造業中心とした生産性向上余地の大きさや近年の技術進歩などが、経済拡大する中にあっても、企業値上げに対して慎重なスタンスを維持することを可能にしている面もあります。  

黒田東彦

2018-12-07 第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

今後とも、現在の需給ギャッププラス労働需給が引き締まっているという状況をできるだけ長く続けることによって、賃金全体が上昇し、雇用者所得も更に増加して、消費者価格上昇を受け入れる許容度も高まり、また、企業の方としても、そういったことを踏まえて賃金価格設定スタンスを積極化していくというふうになっていくというふうに考えております。

黒田東彦

2018-12-06 第197回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

その背景として、長期にわたる低成長デフレ経験などから、企業の慎重な賃金価格設定スタンス家計値上げに対する慎重な見方が根強く残っていることが大きく影響しています。加えて、非製造業中心とした生産性向上余地の大きさや近年の技術進歩などが、経済拡大する中にあっても、企業値上げに対して慎重なスタンスを維持することを可能にしている面もあります。

黒田東彦

2018-05-22 第196回国会 参議院 財政金融委員会 第13号

物価面では、企業賃金価格設定スタンスがなお慎重なものにとどまっていることなどを背景に、エネルギー価格の影響を除いて見ると、景気拡大労働需給の引き締まりに比べて、弱めの動きが続いています。もっとも、マクロ的な需給ギャップ改善を続ける下で、企業賃金価格設定スタンスが次第に積極化し、中長期的な予想物価上昇率も高まると見られます。

黒田東彦

2018-04-03 第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号

加えまして、人々の間に根づいたデフレマインド転換予想以上に時間がかかっているということで、企業家計をとりましても、賃金価格設定スタンス企業においてはなお慎重なものにとどまっておりますし、家計の方から見ましても、価格上昇を幅広く積極的に受け入れるということにはまだなっておりません。  

黒田東彦

2018-03-06 第196回国会 参議院 議院運営委員会 第8号

すなわち、マクロ的な需給ギャップ改善を続ける中、企業賃金価格設定スタンスは次第に積極化し、中長期的な予想物価上昇率も上昇すると見ておりまして、消費者物価の前年比は二%に向けて上昇率を高めていくというふうに考えております。  もとより、こうした見通しにつきましては、海外経済国際金融市場動向為替相場の変動や国際商品市況動きなど、様々な上振れ、下振れ要因がございます。

黒田東彦

2018-03-06 第196回国会 参議院 議院運営委員会 第8号

がりにくいことを前提にした考え方とか慣行企業家計に根強く残っているということが、労働市場の引き締まりの程度に比べますと、賃金物価、特に物価が弱めの動きを続けている背景にあるというふうに考えておりますが、こうした状況がいつまでも続くということは想定しておりませんで、やはり先行き、マクロ的な需給ギャップが着実に改善していく中で、賃金コスト吸収のための対応にもおのずと限界がありますので、企業賃金価格設定スタンス

黒田東彦

2018-03-02 第196回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号

こうした点に加えまして、先ほども申し上げたように、やはり人々の間に根づいてしまったデフレマインド転換には時間がかかる、企業賃金価格設定スタンスがなお慎重なものにとどまっているということも、労働需給がこれだけ引き締まって、そして、史上最高企業収益があるにもかかわらず、物価上昇ペースが鈍い大きな理由ではないかというふうに見ております。

黒田東彦

2018-03-01 第196回国会 参議院 予算委員会 第4号

これはなぜかということになれば、金融政策の観点からは、やはりデフレマインドというものがなかなか払拭できないという中で企業賃金価格設定スタンスがまだ慎重であるということだと思いますが、現在のような強力な金融緩和を粘り強く続けることによってGDPギャップをどんどんプラスを広げていく、さらには予想物価上昇率を引き上げていくということによって二%の物価安定目標も達成できるし、また持続的な成長経路に乗せるということも

黒田東彦

2018-02-26 第196回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

こうした点に加えまして、人々の間に根づいてしまったデフレマインド転換に時間がかかり、企業賃金価格設定スタンスがなお慎重なものにとどまっていることも、労働需給の引き締まりや高水準の企業収益に比べて物価上昇ペースが鈍い大きな理由であると考えております。  これらの要因により、二%の達成時期の見通しが当初の見込みより後ずれしてきたことは事実でありまして、そのこと自体は残念なことであります。  

黒田東彦

2018-02-16 第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号

こうした点に加えまして、先ほども申し上げたとおり、人々の間に根づいてしまったデフレマインド転換に時間がかかり、企業賃金価格設定スタンスがなお慎重なものにとどまっているということも、労働需給の引き締まりや高水準の企業収益に比べて物価上昇ペースが鈍い理由であるというふうに考えております。  

黒田東彦

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